右から2番目の星

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鎌倉殿の13人 第3話 ネタバレ感想と考察

北条家と頼朝の関係は1週間の間に驚くほどに時が進んで、おそらく3年くらいは進んでいた。

 

時の流れの速さにも驚いたが、1番驚いたのは渦中における人々の考え方。

 

当時は文明もまだあまり発展しておらず、武器も弓や薙刀が主流であった。その上、後白河法皇平清盛のような位の高い人間に直接会うことなんて考えられなかったのかもしれない。

 

だからこそ当時は手紙か言葉を託された家来が伝えに行くというのが主流だったのだろう。

 

特に北条宗時のような熱い信仰心をもって源氏へ情熱をかけた人の行動が、時として政治の姿を変える戦いへの切符となった。

 

それに至った経緯の部分が今回はそれが1番の驚きであり、見終わってからしばらく(というか今も)困惑して考察を続けてしまっている。(説明が難しいので気になる人は鎌倉殿の13人の第3話を見て欲しい)

 

というのも私自身、昨今の社会では信じ難い情報が出たらデマ情報かもしれないから、出どころを確認してから信じるというのがセオリーだと思っているところもある。

 

なので、グルグルしているわけで。ですが、人々には、今の時代の過ごし方を変えたいだとか、お上のやり方が気に食わないし、それを変えてくれる人がいるのならついていこうというスタイルだったのかもしれない。

 

実際、身分制度のせいで、悔しい思いをしている場面もこの3回の放送の中でもくっきりと描かれている。それをもってして考えると、ああなるほど、そうかもな。と思い落ち着くところであるような気もする。